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DATE: 2021-04-23
賃貸倉庫で増加中マルチテナント型倉庫のメリットとデメリット
会社や法人で所有している多量の荷物を預けておきたい、事業をおこなうにあたって倉庫が必要である、このような場合に便利なのが、貸し倉庫です。
かつては平屋や低層階建ての貸し倉庫が主流でしたが、近年、都市部の土地価格の上昇などを理由に大型多層階倉庫が主流となっています。
そこで今回は、貸し倉庫をお探しの方に向けて、近年注目の集まるマルチテナント型貸し倉庫について、メリットデメリットも含めてご紹介します。
賃貸倉庫の新たな主流マルチテナント型倉庫とは?
マルチテナント型倉庫とは、一棟の大型倉庫・物流施設に複数のテナントが入居する形態をとる倉庫のことをいいます。
その多くの施設に、各階に大型車やコンテナトレーラーが直接アクセスするためのランプウェイやスロープ、トラックバースが設けられており、利便性において一棟貸しの倉庫に引けをとることはありません。
2000年ごろを境として首都圏を中心にマルチテナント型倉庫が登場し、現在もその数は増加傾向にあります。
また一部物件では貸し倉庫でありながら、冷凍冷蔵庫の設置や工場利用といった多目的での利用が可能であり、今後もフレキシブルな対応ができる物件の増加が期待されています。
マルチテナント型賃貸倉庫のメリットデメリット
メリット
通常の1棟貸し倉庫の場合、1階にトラックヤードが設置され、その場で荷捌きし、上層階にストックするケースが主流でした。
一方、マルチテナント型倉庫では、各階までトラックが着き、ストックする階での荷下ろし、積み荷をおこなうことができるため、作業の効率化を図ることが可能です。
またこれに加え、人員の配置人数やフォークリフトの数、必要設備などの経費を考えると、大幅なコストカットが期待できます。
さらにマルチテナント型倉庫では、共用部の設備やサービスが充実しています。
物件にもよりますが、コンビニや喫煙所、ラウンジ、カフェテリア・レストラン、託児所、コインロッカーやコインランドリーなど、さまざまなサービスが存在し、これらは物件選びの際重要な要素となります。
デメリット
マルチテナント型倉庫に入居する場合、当然複数の企業との共同利用です。
それまで一棟貸し倉庫を利用していた場合、扱う商品や作業内容の異なる他企業と施設を共有することになるため、細かい点で調整や工夫が必要になる可能性があります。
特に実際に作業するスタッフの方々の間では特に戸惑いが起こるかもしれません。
ただし、この点は逆にスタッフのモチベーションや人材教育に繋がるケースもあり、一概にデメリットとも言いきれない部分があります。

