DATE: 2019-06-05

安全に工場で作業できる照度の基準はJISで決められている

貸工場を探している方は、工場を探す上で照度の基準をまずはチェックする必要があります。

 

あらゆる作業をする工場では、適切な照度が満たされていないと安全な環境とはいえず、また仕事効率もそこなってしまうため、この基準を守ることが重要とされています。

 

今回は、貸工場を探している方に向けてJISで決められている工場の照度の基準について作業内容別にご紹介していきます。


工場の照度の基準はJISで決められている


工場の照度基準は?


工場で安全に作業するための基準というのは、国家規格の1つであるJIS(日本工業規格)によって決められています。

 

そのJISの中には照度基準というものが設けられており、工場の作業を安全にするにあたって必要な明るさを数字で細かく明記してあります。

 

さらにこの数値は、この空間でこの作業をする時にはこれくらいの明るさというように、作業別や作業空間の大きさによって値が変わってきます。

 

ちなみに、工場以外にもこちらの照度基準は、学校や事務所そして保健医療施設や商業施設といった、それぞれの空間別に用意されています。


作業内容別の工場の照度:粗い作業


工場で粗い作業を安全に行う時の照度基準についてです。

 

倉庫などで荷物の積み下ろしをする場合は、3075ルクス。

 

倉庫などでごく粗なものを目視で作業する場合は、75150ルクス。

 

同じ目視作業でも、電気室や空調機械室などで行う場合は、150300ルクスとされています。


作業内容別の工場の照度:普通の作業


工場で粗くもなく細かくもない普通の作業を行う時の照度基準についてです。

 

工場の一般のものを作る工程での倉庫内での事務や組み立て、検査や選別などを制御室で行う場合は300700ルクスとされています。


作業内容別の工場の照度:細かい作業


工場で細かい作業を行う時の照度基準についてです。

 

化学工場での分析他の細かい作業や繊維工場での検査や選別、印刷工場での植字校正などを設計室や製図室で行う場合は、750から1,500ルクスです。

 

さらに、印刷工場でのとても細かい視作業や精密機械、電子部品の製造などを制御室などの計器盤及び制御盤で行う場合は、1,500~3,000ルクスです。


まとめ


今回は、貸工場を探すにあたってチェックしておきたいJISが定める照度基準についてご紹介しました。

 

照度基準というものは安全に作業を進めるための基準であり、空間・場所・作業内容の組み合わせによって基準が大きく変わります。

 

いかに照度基準を守るかによって、仕事の効率が上がりやすくなるかは言うまでもないことは分かっていただけたと思います。

 

このポイントをしっかりクリアした上で貸工場選びをすれば、満足度の高い工場という1つの空間づくりをすることも可能になるでしょう。

 

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